チャータナイトへようこそ!
結成式 1997.1.26
ほのかな願いを青雲に託して
L.仲井 信雄坂道を登ると息切れする。時に脚を止めて深呼吸すると、眼は単調な小石混ざり土色坂道から離れて、青い天と輝く一朶の白い雲に向く。すると心がときめき、また元気が出る。
明治維新後の日本を支えてきた一つの力として、それを愛媛県松山市に求めた司馬遼太郎は、
兄の秋山好古中将(日本陸軍騎兵の創設者、奉天大会戦を勝利に導いた参謀)及び、
その友人の正岡子規(近代俳句の創設者)について長大な物語を纏められた。
作者は、これらの人々人生途上に「坂の上の雲」を見て発奮し努力したに違いないと考えられて、
この題名を決められものと想像が逞しうされる。
青い空と白い雲は短縮して文字にすると、色では青白、形では空雲となるが、
前者は青白い青年が連想され、後者は層の名前ともとられる。
交差して並べてみると、空白もまたカラッポでいい 感じではない。 どうしても”青雲”こそが活き活きとして語路もよく、
私共に親しく語りかけてくる事を遥か遠くから知っている。 その上「青雲の志」を思い起こさせる。そして青雲に浮かぶ白雲は、
希望と無限の可能性を現している。
この青雲こそは小松3番目のライオンズクラブにふさわしく、 私共メンバーの魂にも似ている。
命名依って件の如し。
祝 辞
334-D地区ガバナー協議会会議長 L.釣谷利夫
国際競技会334-D地区4R.RC L.上野政幸
石川県知事 谷本正憲
小松市長 西村 徹(当時)
334-D地区協議会議長地区ガバナー L.釣谷 利夫
蕉風香る5月の佳き日に、小松青雲ライオンズクラブが、チャーターナイトと迎えられましたこと、 心からお慶び申し上げます。 貴クラブは、小松中央ライオンズクラブのスポンサーにより、地区順位97番目のクラブとして、 めでたく誕生されましたが、聞き及びますと、青雲の由来は、司馬遼太郎著「坂の上の雲」の中で、 裂々たる青雲の志をもって、事に当たる気概ある明治の人達の生き様に、肖るよう命名された由、 この裂*くの気をいつまでも持続し、会長始め会員の皆様方の御健闘を大いに期待いたします。
さて、貴クラブは、いうなれば若葉マークのついた新進気鋭のクラブです。前途には、難所もあり、
渋滞もあることでしょうが、この難関をライオンズの精神一友愛と信頼で立派に乗り切られ地域に密着した
アクティビティを実践されんことを祈念いたします。
最後になりましたが、貴クラブの今後益々のご発展と、会員の皆様方のご健勝をお祈りして、お祝いの言葉といたします。
国際競技会334-D地区4R.Rc L.上野政幸
新緑目にしみる爽やかな陽春の季節を迎えて、ここに敬愛する小松青雲ライオンズクラブが、
名誉あるチャーターナイトを迎えられたことに対して、惜しみない祝福の言葉を送るものであります。
スポンサークラブの小松中央ライオンズクラブが、エクステンションを成し遂げられた御努力と御功績にも
深甚の敬意を表すものであります。
貴クラブか21世紀に向かって大きく羽ばたき、前進されることを確信するものであります。
何卒、友愛と相互理解の精神を基調とされる中で、ライオニズムの高揚に邁進されると共に、
本日の栄えある式典を契機とされて、益々の御精進と御発展を、併せて会員各位のご健勝を衷心より祈念申し上げ
祝辞と致します。
挨 拶
小松青雲ライオンズクラブ初代会長 L.森田孝文
本年1月26日、小松中央LCのスポンサーで、334-D地区ガバナー釣谷Lの御出席のもと、
小松青雲LCの結成会がとり行われ、結成日は2月5日で59142番のライオンズクラブとして登録されました。
結成へこぎつけるには、幾多の困難もありましたが、その都度、キャビネットの役員の方々から適切な御指導と励ましを頂き、
また、スポンサークラブの小松中央LCからも物心両面にわたり多くの御援助を頂きましたことを深く感謝し申し上げます。
その後、会員増強とチャーターナイトの準備に取り組み、32人のメンバー同志の友情と結束を固め、今日の日を迎える事が
できました。
本日のチャーター伝達式には、ガバナー釣谷Lを始め、御来賓、ライオンズ関係役員、スポンサークラブ、ブラザークラブ
の多くの皆様方に御出席を賜り、私達のクラブの門出を祝って頂き望外の喜びです。
2年前の阪神大震災や、特に当地では重油流出事故を契機として市民のボランティア活動の参加意欲は急速に高まっており
ます。ライオンズ国際協会の目的の中に「奉仕の心をもつ人びとが個人の経済的報酬はなしに社会に奉仕することをはげます」
とあり、私達に市民のボランティア活動のリーダーシップをとるように求めております。
そしてライオンズ必携にも、広く一般市民の理解と協力に支えられたアクティビティを実施するようにと記されております。
私達はこの奉仕の輪を会員の枠を越えて更に拡げていこことを常に心がけて活動をすすめる所存です。
このたびの記念事業はまだ内輪だけの小さな芽ですが、これから大きく育てていかなければならないと考えております。
私達は、本日を機に最も崇高なる人道的奉仕の理念-青雲-を目指して、ライオンズ国際協会の基本活動方針に従い、
ライオンズ道徳網領を守ることを皆様にお誓いいたします。皆様方の今後のご指導、ご鞭撻の程、よろしくお願い致します。
チャータナイト委員長 L.森 清光
ようこそいらして下さいました。この日この時間を心待ちにお待ち申していました。
私達が、最も敬愛申し上げております334D地区ガバナー釣谷利夫ライオンは、
本年度において、334複合地区ガバナー協議会議長にも就任されておられます。
D地区としても重要な年度でありMす。
その一つに新しいクラブを造り出すエクステンションがありますが、それは世情の変遷からか、
とかく困難な傾向にあります。しかし、幸いにして本年1月26日、
小松中央ライオンズクラブのスポンサーで、私達小松青雲ライオンズクラブの結成会を開催する事ができました。
ここに至るまで金沢東キャビネットの釣谷カバナーを始めとして中島地区幹事、恩地地区会計、
出村地区エクステンション委員長、そして更に上野4リジョンチェアマンと三好1ゾーンチェアマンの方々に
格段のご指南をいただきましたお陰様によるもので、改めて深く感謝申し上げる次第でございます。
「案じる子は生み易い」と言いますが、案じる方に時間がかかりましたが、結成会以降は順調に進み
ここに栄えある認証状伝達式を挙行することができました。チャーターメンバーとなる32名の新会員には、
この上もない栄誉と無上の喜びでございます。
式典を挙行するに当たりまして、御多用の処来賓並にライオンズ関係役員、スポンサークラブ、
小松ライオンズクラブを始めブラザークラブの皆様方をお迎えして盛会に開催できました事を深く感謝申し上げます。
この感激を今後の奉仕活動とライオニズムの昴揚に置き替えて精進いたしたいと存じます。
式典に御臨席いただきました皆様方の益々の御健勝を御記念申し上げまして、感謝を込めまして歓迎のご挨拶とさせて いただきます。ありがとうございました。